表小路(おもてこうじ)
◎現在の仙台市役所前の通り
◎交通手段 : 仙台市営地下鉄 勾当台公園駅、 仙台市営バス 県庁市役所前など
◎現住所 : 仙台市青葉区国分町3丁目
◎施設・学校 : 仙台市役所、仙台市民広場

文化十四年(1817)、勾当台通に面して藩校養賢堂の正門が造られました。(養賢堂が造られたのは安永元年(1772)) それ以前には、領内の馬具などを製造する人々が住む皮坊町(かぼまち)と呼ばれていましたが、この養賢堂の表門に面した通であることから養賢堂初代学頭大槻民治が表小路と名を改め、路の南北屋敷を養賢堂の付属地としました。
◎養賢堂
養賢堂は仙台藩の藩校で、正式には明倫養賢堂という。 藩の子弟を教育するために、元文元年(1736)に開設した学問所を前身とし、安永元年(1772)に養賢堂と改称しました。 教育対象は八歳からで、三度落第したら退学という決まりになっていました。 主に孝経、小学本註、四書集注などを教えており、仙台藩は諸藩と比べてもきわめて高い教育水準をもつこととなりました。 林子平、高野長英などはここの出身であり、大槻玄沢など、蘭学者も多かったことから、ある時期からは蘭学も教えられるようになりました。
明治に入り養賢堂は宮城県庁として使われたが、正門だけは移され、現在では荒町の泰心院の正門として残っています。 養賢堂はその後第二次世界大戦で焼失。

養賢堂正門(現 泰心院山門)
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