宮城野(みやぎの:宮城野原)
◎宮城県の県名の由来にもなった宮城野は、陸奥国分寺のある木ノ下の北側、榴ヶ岡の東側に広がる野原で、平安時代は歌枕として詠まれた名勝でした。
◎交通手段 : JR仙石線 宮城野原駅、 仙台市営バス 総合グランド前、育英学園前など
◎現住所 : 仙台市宮城野区宮城野
◎施設・学校 : フルキャストスタジアム、宮城野原総合運動場、仙台育英学園高校、国立仙台病院、東華中学校、宮城野貨物駅

写真は宮城野総合運動場にあるフルキャストスタジアム
現在、宮城野原と呼んでいる所は木ノ下の北側、榴ヶ岡の東側を言いますが、古の宮城野とは遠く海岸地帯まで続く原野を指していたようです。 「東鏡」にみえる国分原や、「古今集」に「宮城野の本荒の小萩露をおもみ風をまつごと君をこそ待て」とある本荒(もとあら)の里も宮城野原であるといわれており、萩のほか多くの草花が生い茂り、鈴虫が鳴き、野鳥が生息していたので”生巣原”(いけすはら)とも呼ばれていました。
藩政時代には、萩や桔梗などの秋花を愛で、鈴虫の音を聴く名所としても知られ、仙台城からはお姫様達が、原の東部にある鈴虫壇(現宮千代1丁目)に鈴虫の声を聴きに来ていました。 藩ではこの地を禁野として、原野と宮城野萩を保護し、”野守”を置いてその任に当たらせました。
明治以後、戦前までは宮城野原練兵場となり、榴ヶ岡の歩兵第四連隊や、騎兵第二連隊の練兵に使われました。 戦後、宮城野原は公園となり総合運動場が建設されました。 昭和25年に建設された宮城球場は平成17年フルキャストスタジアムに生まれ変わり、楽天イーグルスのホームグラウンドになっています。
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